三太郎オカンの子育て、節約サバイバル

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ベルマーク運動 ブラックすぎませんか?

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こんにちは

オカンです。

 

今日は学校のPTAでした。

 

つくづく「この活動必要なの?」って考えさせられるものばっかり。

 

まずはこれよ

 

「ベルマーク」

 

ベルマーク運動を知らない方はググって欲しんだけど

ja.wikipedia.org

 

 

まあブラックすぎですわ

 

目次

 

やったことのあるオカンがベルマークを解説

  1. ベルマーク協賛会社ごとの箱を用意する
  2. 1の箱の中にベルマークを仕分けする
  3. 2の仕分けされたもののベルマークを形を整えて
  4. 同じ点数ごとに10枚ワンセットにしてホッチキスやテープで集める
  5. 協賛会社ごとの封筒に集計された枚数と、点数その合計点数を書き入れ所属する団体名を書き記し、ベルマークを封入する。
  6. 集めたものをベルマーク財団へ送る

 

 

流れはこんな感じ。

 

何が問題かというと

 

ベルマークの点数は1点あたり1円カウントされる

 

0.5点とか0.4点とか円換算するなら50銭、40銭のベルマークを一枚一枚仕分けて、切って、数えて、10枚ワンセットにする。

 

ベルマーク商品の代表とも言える「キューピー」は枚数も多く、数える側も大変だけど

キューピーの場合はベルマークの形が大きいし、素材もしっかりしていて厚みもあるので集計する側としてはやりやすいんです。

一つの会社で大きな点数もゲットできますし。

 

中にはエアコンの送風で吹き飛ばされるものもあるので、暑い盛りに無風でやらなくちゃいけないことも。

 

ベルマークって見たことある方ならわかると思うんですが、物によっちゃあ

ものすごく 小さい。

ベルマークですら小さいのに、その中に書かれている点数は老眼の進んだ方には

もはや苦行です。

 

老眼じゃなくても、眼精疲労半端ない。

 

それを仕分けて 10枚数えるんすよ。

 

それをボランティアで数時間こなすんです。

 

しかも平日の昼間。だいたい3時間くらい。(時間は学校によると思いますが)

 

やっているの主婦です。

 

男親なんて見たことありません。

 

協賛会社も減っています。

 

オカンが子供の時って協賛会社いっぱいあったんですが

今は53社

 

安いプライベートブランドの物には付いていません。

 

トップバリュ商品には一部ついていますが、それもノートとか。

今は100均で高品質のノートが買えるのに トップバリュのノートって高いんです。

 

トップバリュでも安いマヨネーズやカレーのルーにはついていません。

 

日頃は安いものを買う努力をしているのに、幼稚園のベルマーク回収のためにベルマーク商品を買わないといけないことも。

 

別に小学校や幼稚園で枚数の指定をされているわけじゃないんですが

ベルマークを集める袋には子供の名前が記入されているので

誰が何枚持ってっきたかなんて ベルマークの集計係は知っているんです。

 

それを気にして 自分が買うよりも割高な協賛商品を買うという。

 

ほんとおかしい。

 

ネットにはメルカリでベルマークを買っている人もいました。

 

出品されているんですね〜

 

この仕組み 色々無理がある。

 

送付されたベルマーク財団の方も人を雇って 送られてくるベルマークを数を数えて確認する。

 

いやいや 何人でやっているの?

あの数えにくい ペラペラなベルマークの束をちゃんと集計できています?

学校で無給で嫌々ながらやった結果のものですよ。

 

綺麗に集計されたものではなく、やっつけ仕事で仕上げた産物です。

 

主婦は基本真面目なんで 鼻からごまかそうなんて人はいないと思いますが

集計間違いは絶対にあるとおもいます。

 

双方が機械化されているわけじゃなく、人海戦術です。

 

ちゃんと集計されているんでしょうか。

 

この集計結果をもとに 協賛会社は点数×1.25円を財団に払うんです。

 

だからこの集計点数ってごまかしちゃいけないんですよ。

 

ベルマーク運動の始まりって

ネット情報によると

ベルマーク運動(ベルマークうんどう)は、学校をはじめとする教育施設公民館をはじめとする生涯学習施設の教育環境整備への助成と、交通などの面でハンデキャップのある山間・離島(いわゆるへき地)の学校特別支援学校院内学級や被災校、発展途上国の教育に対する援助を組み合わせて行われる運動である。朝日新聞社創立80周年記念事業として1960年昭和35年)に始まった。ベルの形は「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」との意味合いがある

 

 

これですよ。

 

60年(昭和35年)です。

この時代の日本は高度経済成長期。 教育の格差もあっただろうと思います。

でも令和の今はどうですか?

 

この時代は多くの主婦が専業主婦

今の多くのお母さんたちは働きに出て 収入を得ています。

 

そのお母さんたちに わざわざパートを休んで 平日の昼間に無給の仕事を

「子供のため」

という大義のもとにさせる意味ってありますか?

 

やりがい詐欺もへったくれもないし

 

働き方改革に逆行してません?

 

無給ですよ。

 

学校の備品を買うためなら 義務教育なんだから税金から予算を組んで購入するべきだし

「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」

っていう 道徳的な趣旨なら 子供達が児童委員会とか組織を組んで

意識高くやればいいんじゃないかと

 

 

そして調べてわかったことは

朝日新聞社創立80周年記念事業として1960年昭和35年)に始まった。ベルの形は「国内外のお友達に“愛の鐘”を鳴り響かせよう」との意味合いがある。

 

 

これですね。

朝日新聞の記念事業で始まったこと。

 

そして ベルマーク財団を見てみれば この新聞社の退職された方々が役員に名前を連ねているという・・・・

 

ぶっちゃけ利権なんですよね。

 

一部の人の利権のために やりがい詐欺のもとPTA役員で嫌々ながら係を引き受けて

協賛会社も続々脱退している。

 

集める方は ただ同然のものを集め続ければ いつか子供達の学用品やボール、

場合によっちゃピアノも交換できるんです。

 

何点集めるかはわかりませんが、何人のお母さんたちが 何年タダ働きして集めたらいいのか。

 

その頃自分の子供はとっくに卒業している可能性もあります。

 

 

やめませんか

 

こんな負のループ。

 

世の中のお母さんたちを

 

「お母さんだから」

 

という便利な言葉で自由に使いすぎじゃないですか?

 

お父さんが半日有給を使って ベルマーク集計係なんて想像できないでしょ。

 

時代に追いついてない

 

「オワコン運動」

 

だと思います。

 

むしろPTA会費を月額10円くらい値上げしてもらった方が

 

労働生産性良くないですか?

 

 

 

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